過眠症とは、本来起きて活動する時間帯に過剰な眠気をきたす、あるいは一日の睡眠量が延長してしまうといった症状をさし、過眠症をひきおこす代表的な病気としてナルコレプシーと特発性過眠症があります。

過眠症とは、本来起きて活動する時間帯に過剰な眠気をきたす、あるいは一日の睡眠量が延長してしまうといった症状をさし、過眠症をひきおこす代表的な病気としてナルコレプシーと特発性過眠症があります。

過眠症の症状

過眠症の症状

  • 昼間とにかく眠たい(昼間の著しい眠気)
  • 勤務中、授業中に気がついたら寝ている(居眠り、睡眠発作)
  • 逆に夜はぐっすり眠れずに何度も目が覚める
  • 昼間とにかく眠たい(昼間の著しい眠気)
  • 勤務中、授業中に気がついたら寝ている(居眠り、睡眠発作)
  • 逆に夜はぐっすり眠れずに何度も目が覚める
  • 笑ったり、感動したりした時に体の力が抜けて倒れそうになることがある(情動脱力発作)
  • しょっちゅう金縛りにあう(睡眠麻痺)
  • 寝がけにリアルな幻覚のようなものを見ることがある(入眠時幻覚)
  • 笑ったり、感動したりした時に体の力が抜けて倒れそうになることがある(情動脱力発作)
  • しょっちゅう金縛りにあう(睡眠麻痺)
  • 寝がけにリアルな幻覚のようなものを見ることがある(入眠時幻覚)

●のついた症状はレム睡眠関連症状と呼ばれ、ナルコレプシーによくみられる特徴的な所見です。
ほとんどの過眠症の方はまず眠気を訴えますが、中でもナルコレプシーの眠気は特に強く、注意や集中を要する作業中にさえ居眠りが繰り返しみられます。
睡眠発作については本人が眠ったことを自覚できていない場合もあります。

●のついた症状はレム睡眠関連症状と呼ばれ、ナルコレプシーによくみられる特徴的な所見です。
ほとんどの過眠症の方はまず眠気を訴えますが、中でもナルコレプシーの眠気は特に強く、注意や集中を要する作業中にさえ居眠りが繰り返しみられます。
睡眠発作については本人が眠ったことを自覚できていない場合もあります。

  • 笑ったり、感動したりした時に体の力が抜けて倒れそうになることが過眠症による生活の質の低下
  • 眠気のために成績が落ちた
  • 大事な仕事中にも寝てしまい、信用を失った
  • 居眠り運転で事故を起こしてしまった
  • 脱力発作で刃物を落としてしまった
  • 居眠りへの周囲からの嘲笑、度重なる激しい叱責により内向的になった
  • 夜に何度も目を覚めるのが辛い
  • 笑ったり、感動したりした時に体の力が抜けて倒れそうになることが過眠症による生活の質の低下
  • 眠気のために成績が落ちた
  • 大事な仕事中にも寝てしまい、信用を失った
  • 居眠り運転で事故を起こしてしまった
  • 脱力発作で刃物を落としてしまった
  • 居眠りへの周囲からの嘲笑、度重なる激しい叱責により内向的になった
  • 夜に何度も目を覚めるのが辛い

症状の多様さにより生活の質を損なってしまうのが、過眠症の特徴の一つでもあります。
気になる症状があれば、一度当クリニックにご相談ください。

症状の多様さにより生活の質を損なってしまうのが、過眠症の特徴の一つでもあります。
気になる症状があれば、一度当クリニックにご相談ください。

過眠症の原因

過眠症の原因

ナルコレプシーはオレキシンという神経伝達物質を産生する細胞が破壊されることに基づく神経変性疾患の一つであると言われています。
患者さんが経験している耐えられない眠気は決して「本人の怠け」によるものではありません。

ナルコレプシーはオレキシンという神経伝達物質を産生する細胞が破壊されることに基づく神経変性疾患の一つであると言われています。
患者さんが経験している耐えられない眠気は決して「本人の怠け」によるものではありません。

過眠症の治療

過眠症の治療

診断確定のために、睡眠の状態を把握するための検査が必要となります。
脳波検査など詳しい検査が必要な際は、提携先病院をご紹介させて頂きます。
診断が確定した方、既に他院にて診断が確定しておられる方は、当クリニックにて、必要に応じてモダフィニル(モディオダール)などの薬物療法を行わせて頂きます。
長期に渡る服用が必要となる方も多いことから、効果が得られ、かつ副作用や依存形成を抑制できる最小限の用量を使用することに努めます。
症状改善後も、眠気の改善には十分な睡眠時間、規則的な生活など睡眠衛生を保つことや適切な仮眠をとることも重要であり、外来では生活指導も適宜行っていきます。

診断確定のために、睡眠の状態を把握するための検査が必要となります。
脳波検査など詳しい検査が必要な際は、提携先病院をご紹介させて頂きます。
診断が確定した方、既に他院にて診断が確定しておられる方は、当クリニックにて、必要に応じてモダフィニル(モディオダール)などの薬物療法を行わせて頂きます。
長期に渡る服用が必要となる方も多いことから、効果が得られ、かつ副作用や依存形成を抑制できる最小限の用量を使用することに努めます。
症状改善後も、眠気の改善には十分な睡眠時間、規則的な生活など睡眠衛生を保つことや適切な仮眠をとることも重要であり、外来では生活指導も適宜行っていきます。